アングル6:憧れタイプのケーススタディ(2)

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黒田恵子さんは一からシャンソンのレッスンを受けて、一年後にやっと、ヴォーカルグループの一員として活動を始めたのです。

舞台のショーやテレビ等に出演するようになり五年ほどたった頃、彼女はプロデューサーをしていた現在のご主人と巡り会い結婚をしました。

結婚後もしばらく仕事を続けましたが、出産のため仕事を中断することにしました。

彼女は子供が大好きだったので子育てに専念することにしたのです。

子宝に恵まれ、一男三女の母となり母親業が忙しくなりました。

しかし彼女は、舞台で自己表現をするという夢を、大切に温め続けていたのです。

下の子供が幼稚園に入った頃、地元の友人から「都立国際高校の演劇の授業を担当する講師になってもらえないか?」という依頼がきたのです。

歌も踊りも演技も演出もマスターしている彼女は、演劇の授業担当講師としてうってつけだったのです。

現在彼女は母親業のかたわら、高校生たちに演技やパントマイムなどの身体表現・発声法などを教えています。

彼女は生徒たち一人一人の個性を開発することに喜びを感じています。

そして若い世代の感覚に触れることによって新たな発見を続けています。

彼女の授業は、新しい時代の個性を育てる教育として新聞・テレビの番組等で紹介されました。

また彼女は、地域の若い女性とともにヴォーカルグループをつくり、ボランティアでコンサート活動も行うようになりました。

そして、常に夢を失わず、いろいろなことに挑戦する彼女の姿は演劇関係者に知られ始め、実験的な演劇活動をする脚本家から活動への参加を呼び掛けられ、ギリシャ仮面劇の主役を依頼されたのです。

彼女は現在ギリシャの演劇研究家との交流の場にも参加するなど、多方面で活躍しています。

彼女は四人の子供の母として、また義母と同居する嫁として、さらにはご主人の会社も手伝うというフル回転の毎日です。

結婚・出産という節目を乗り越えながら自分の夢を大切に守り続け、常に前向きに挑戦していることが、彼女にいろんな機会をもたらしているといえます。

今後の彼女の夢は、シナリオを書き、作曲をし、演出をし、これから伸びていこうとする若い人々に感動を与える舞台をつくり出すこと。

四人の子供たちもご主人とともに、明るく挑戦するお母さんを応援しています。

一生懸命本気で打ち込む姿が、周囲を味方につけていくのです。これからも彼女の飽くことなき挑戦は続いていくことでしょう。

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