アングル6:憧れタイプの仕事選びアドバイス

jyosei-tensyoku

一般的に憧れを仕事選びの重要なポイントとする人は、かなりの努力と準備・作戦が必要です。

簡単ではないからこそ憧れが生まれることが多いのです。

手が届かないように見える憧れの人物をイメージして挑戦する人は、前向きで積極的、勇気のある人といえるでしょう。

一度きりの一生、心の底から「なりたい」と思う人物像に向かって挑戦していただきたいと思います。

私は、女優やタレント、画家や女医等になるために努力している友人たちを見てきましたが、本気で挑戦したことはすべてその人自身の財産になっていることを感じます。

望んだとおりにならなくても必ずその努力は、別のカタチで良い結果を生んでいるものです。憧れを持つことは大賛成。

「自分なんて」と卑下することなく常に希望を持って挑戦し続ける人にこそ「なりたいものになれる」可能性があるのです。

ところで、憧れに終わらせないためには、十分な調査と準備、そして行動力が必要です。

その業界の状況やしくみについては、関係書籍で研究し、業界で働く人の話を聞かせてもらい、挑戦のポイントや、そのための勉強方法を聞くとよいと思います。そしてすぐにその仕事に就けなくても、その仕事に近づける職場を選ぶことです。

例えば、弁護士をめざす期間、弁護士事務所の事務職をするとか、映画監督をめざして映像プロダクションのアルバイトをするとか。

憧れの仕事の近くにいることで、本当にその仕事をめざすべきか、自分に合っているかを考えることができます。

また、めざすものになるための情報が手に入れやすくなるのです。

私の経験上、何をめざすにしても、やはり多くの一流の人を見て、その人々を観察し、学びとることが早道だと思います。

熟れたリンゴはエチレンガスを発散し、まわりの熟れていないリンゴを熟れさせていくそうですが、このことは人間についてもいえると思います。

一流の人から吸収するうちに一流の水準がわかるようになり、自分の活動の質・水準を上げていくことができるようになるのです。

才能は努力の裏づけによって磨かれ花開いていくのです。

また憧れの仕事に就くには、運・チャンスが必要です。運やチャンスは、人に好感を持たれたり、感謝されたり、興味を持たれたりすることによって、またチャンスを求める自分の行動によって生まれることが多いのです。

偶然のように思われても、必ずそこに至る原因があるものです。チャンスを得るには、アドバイスをもらいやすい自分、頭を柔らかくして吸収する自分、お世話になった人への感謝を忘れない自分、マナーやTPOに配慮し、目上の人に安心感を持ってもらえる自分になるように心がけてください。

古くさいように思えるかもしれませんが、誰でも心から感謝してくれる人には、何かしてあげたくなるものですから。

憧れの自分にたどりつく努力が、自然に自分という人間全体を磨いていくのです。

一方、憧れの仕事のまわりには、人の憧れの気持ちを利用しようとする人々も時に存在しますから、常に本物を見分ける目を持ってください。

そのために、特に情報入手には敏感になってください。海外で活躍できる仕事や、テレビ局アナウンサーの仕事、ミュージカルの主役オーディションなど、ロコミとともに求人情報誌や業界情報誌等に時々掲載されていますので日頃から心がけましょう。求める心がチャンスに出合うのです。