アングル7:体験

jyosei-tensyoku

人間には、頭で考えてはいても、実際にやってみなければわからないということがたくさんあります。

自ら行動し、実際に体験したことは、なかなか忘れないし、「人間」の心の深いところまでよくわかります。

座学と実学という言葉があるように、何かを知ったり、身に付けようとしたら実際の体験に勝るものはありません。

特に技能・技術を伸ばす上で豊かな体験は不可欠です。

体験は、人の心と能力を、どんどん拡大し、人を成長させていくのです。

現在は、自分の興味を持った仕事に機会を得ることができれば、どんどん挑戦し、体験することのできる時代です。

江戸時代の農家に生まれていれば、武士という職業に就くことはできなかったのです。

生まれによる身分差のない自由平等な時代に生まれ、職業選択の自由が保障されている時代のメリットを存分に活かした生き方が「体験」を重視した働き方といえるでしょう。

一つの仕事をやっているうちに、自分に合わないことに気付き、「もう一度やり直したい!」と思ったら「転職」という道が開かれているのです。

過去、転職は「辛抱がない人」といういわれ方をしたり暗いイメージがつきまとったものですが、70年代からの転職情報の充実に伴い、転職のデメリットはどんどんなくなってきています。

むしろ、仕事で成功している女性は、転職・転社した人が多いくらいです。

アメリカやヨーロッパなど、海外の多くの国では、転職・転社によるキャリアアップが普通です。

一つの仕事で何かを身に付けた後、もっと違う能力や視野を身に付けたいと思ったり、身に付けた能力をさらに大きなステージで試したいと思えば、転職が手っ取り早いのです。

人生は有限で、吸収する能力の高い20代・30代は決して長くはありません。

臆病にならず、新しい体験によって上手に自分を育てていくキャリアデザインが必要な時代です。

もう一つ、「体験」を重視するアングルに欠かせないのは、人間の「好奇心」と「変身願望」です。

活き活きとしたおもしろい人生を歩む上で、好奇心の満足は、欠かせません。好奇心は人間を、興味津々の状態に感度アップし、能動的にするのです。

すぐれた小説家や俳優に、様々な職業を転々とした人が少なくありません。

様々な立場で仕事をすることによって、人に対する考え方や、世の中の見方が変わることを体験し、それが作品や演技に活かされていることが少なくありません。

体験を単なる仕事のつまみ食いといった好奇心の満足に終わらせることなく、うまく活かしている人は多いのです。

様々な体験によって、自分に何が向いているのかを確認し、体で覚えたことに自信をもち、次の人生に活かしていっていただきたいと思います。

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