Feb 28, 2011

一括引越し見積もり進む

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 寒川町の山上貞夫町長は21日、総額244億900万円(前年度比8・9%増)の2011年度当初予算案を発表した。一般会計は148億7400万円(同14・9%増)と町制施行以来、過去最大となった。茅ケ崎市と共同で整備する資源物中間処理施設「広域リサイクルセンター」(仮称)の建設事業費などを計上したために膨らんだ。

 山上町長は「限られた財源の中で、寒川駅北口地区土地区画整理事業など拠点整備の推進に重点配分した」と編成の意図を説明した。24日に開会する町議会3月定例会に提案する。

 一般会計の歳入の柱となる町税収入は83億400万円(前年度比2億6600万円増)。前年度に大幅に落ち込んだ町民税は製造業を中心に町内企業の緩やかな業績回復が見込まれることから、2億4500万円の増とした。財源不足を補うため、11年度中に財政調整基金を約5億円取り崩す。

 広域リサイクルセンター(仮称)は12年度の稼働を予定しており、総事業費は約15億円。町の11年度当初予算案には、茅ケ崎市の負担金を含めて建設事業費14億1900万円を計上。このうち町の実質負担分は2億600万円で、国からの交付金が3億6800万円、県の補助金は1800万円。茅ケ崎市の負担分8億2500万円は諸収入に計上した。

 歳出では、職員の給料や手当を削減するなどして人件費を前年度に比べて6700万円削減。新たに寒川駅北口にエレベーターとエスカレーターなどを設置する。

 特別会計は国民健康保険事業など5会計合計で、95億3500万円(同0・6%増)。

 主な新規事業は次の通り。

 ▽寒川駅北口エレベーター・エスカレーター設置事業(1億6560万円)▽健康管理センター旧館耐震化事業(190万円)▽第3期寒川町障がい福祉計画策定事業(250万円)▽住宅リフォーム等建築工事推進助成事業(300万円)

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 鎌倉出身の元プロ野球選手が昨年立ち上げた野球塾が秘(ひそ)かな人気を集めている。通っているのは、地元でクラブチームに所属している野球少年。平日の夜、一歩でもレギュラーに近づくために、元プロからほぼマンツーマンのアドバイスを受ける特訓でスイングやピッチングに磨きをかけている。

 「集中! 集中!」「ちゃんと相手を見て。はい、ひと呼吸おいて、投げて」。途端に変わる球筋。グラブから快音が鳴り響く。

 練習場は藤沢市にあるバッティングセンターの一角。かつて駐車場だったわずか300平方メートルほどのスペースで声を上げるのが、元プロ野球選手の養父(ようふ)鉄さん(37)だ。大学野球から企業野球チームを経て、福岡ダイエーホークスでプレー。その後、米国、台湾など世界5カ国のマウンドに立ち、2007年に引退。昨年8月、野球塾「ルーツベースボールアカデミー」を立ち上げた。

 「体の軸を意識できるようになることが重要なんです。トレーニング一つ一つの意味もしっかり伝える。そうすれば、高校に行っても自分で続けられる」

 現在通うのは小中学生を中心に35人。鎌倉や茅ケ崎市などのほか都内からも塾生が来るという。いずれも所属するチームがあり土日にはそれぞれ練習がある。「少しでもうまくなりたい」「チームでレギュラーに入りたい」。平日、学校が終わった後に、チームメートに隠れてやって来る子どもも少なくない。

 茅ケ崎市に住む小学4年生の男児(10)は「バットの芯に当たるようになってきた。フォームが良くなってきた」と手応えを感じている。藤沢市の地元チームに入っているという小学4年生の男児(10)も「球速が上がってきた。もう少しコントロールを良くしたい」と意欲的だ。

 開塾の狙いは、多くの国で蓄えた経験を伝えること。「僕は挫折もした。例えば、何かの理由で高校時代に野球をやめても、決して諦めないでほしい。甲子園に行ってプロになるだけが野球じゃない」。寒風吹き付ける練習場に、今夜も熱い思いを込めた励声が響く。

 問い合わせはルーツベースボールアカデミー電話0467(55)1477。ホームページはhttp://www.rootsba.com

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